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6・23 シュートボクシング観戦

ジム終了後に後楽園ホールへ。
遅れてしまいましたが、久し振りに会場でのシュートボクシング観戦へ行ってきました。

最近、交流戦を含め良いマッチが多い。
特に若手のエース候補となる選手たちが育ってきていて、これからの格闘技界で輝いていく選手達がしっかりと育ってきてるシュートボクシング。

 

 

メインイベントは65キロの立ち技系の日本トップの海人選手が階級上の中島選手と69キロ契約で激突。
海人VS中島弘貴
海人選手のプレッシャーをかけながらつめて、急に攻める時のスピードが速い。
海人選手がカーフキックでダメージを与えながらパンチを織り交ぜて試合を支配していきます。
3Rにはカーフキックを確実に効かせだし、4Rに飛び膝でダウンを奪い、さらには2段飛び膝、そのままカチ上げる顔膝蹴りなども繰り出し、カーフキックと顔への膝蹴りで3度倒してTKO勝利!

倒す攻撃のバリエーションが豊富で一瞬の動きを見逃さない海人選手の凄さが光りました。


セミファイナル 内藤大樹VS笠原弘希
1R、様子を見合う両選手。
2R、随所に掴んでの崩しなどムエタイテクニックを織り交ぜる内藤選手。
3R、1Rから何度もアタックして勢いよく攻めていこうとした笠原選手でしたが、内藤選手のディフェンス技術で攻め込めず、パンチもなかなかヒットできず。
しかし、内藤選手も効果的な攻撃は少なく判定は引き分けで延長戦へ。

延長戦はパンチのヒットでは内藤選手かとも思いましたが、判定は1-1でドローで再延長戦へ。
再延長では疲れの見える内藤選手に最後までステップを交えてアグレッシブに攻めた笠原選手が2-0で再延長判定勝利。

移籍後の久し振りの試合なのに勢いのある笠原選手をしっかりとテクニックで迎えうった内藤選手と最後まで何度もアタックを続けた笠原選手。

どちらも良い選手!


西岡蓮太VS増井侑輝
サウスポーの増井選手に対してステップインからの右フックを当てるなど距離を詰めての攻撃をヒットさせていく西岡選手。
2R、右フックをスウェーで避けてのカウンターの左フックで西岡選手がダウンを奪う。
3R、増井選手は逆転を狙って前に出て攻めるも、逆に西岡選手がパンチを当てて試合終了。

西岡選手が判定勝利。

西岡選手のスウェーバックしながらのカウンターパンチが上手い。
それを右でも左でもできるのがさらに凄い。


笠原友希VS小笠原瑛作
1Rから激しいぶつかり合い、笠原選手がバックドロップを決めて2ポイント獲得。
その後、小笠原選手が縦肘を当てて笠原選手が後方に倒れるもレフェリーの裁定はノーダウン。
レフェリーの立ち位置から見えなかったのか?

2R、近距離での激しい肘の打ち合いで小笠原選手が笠原選手の頬を切ってドクターチェック。
このRも激しくぶつかり合う両選手。
2ポイントを取られた小笠原選手は特にアグレッシブに攻めていきます。

3R、逆転を狙い攻めていく小笠原選手に真っ向からぶつかる笠原選手が左肘で小笠原選手の額を切りさきドクターチェック。
ドクターストップで笠原選手がTKO勝利。

小笠原選手にとっては痛い星を落とした試合になりましたが、試合内容は互いが思いっきりぶつかり合って面白かった!


村田聖VS町田光
2R、町田選手がキレイにバックドロップを決める!
後方への投げでダウンと同じ2ポイントを失い焦る村田選手でしたが、町田選手の首相撲の崩しのポジショニングに苦しみ攻撃の流れを掴めず。
町田選手が様々な変化技を使いながら上手く闘い判定勝ち。

町田選手のかなりキレイに決めたバックドロップは驚いた。


海人選手はやっぱり凄いし、内藤選手も復帰しましたし、笠原兄弟、西岡選手、村田兄弟とこれからの団体を支えていくであろう選手達も確実に育ってきているシュートボクシング。

未来のある選手達がどういう流れを作っていくのかこれからが楽しみ。

個人的なベストバウトは笠原友希VS小笠原瑛作
ホームVSアウェイという構図が激闘を作ったように思います。

MVPはやはり凄いと思わせた海人選手。