8月2日(金)フィリピン、マニラで行われたONE Championshipでもエドアルド・フォラヤン選手がエディ・アルバレス選手に見事にカーフキックを決めてダメージを与え、そのまま座りこませてましたね。
結果的にはそのままフィニッシュを狙ってパウンドを打ち込もうとした時に寝技になり、ひっくり返されてしまいバックチョークで逆転負けを喫してしまうのですが…。
ゴング格闘技さんで解説したものや以前ブログで書いたように、相手との立ち位置を意識して一直線に蹴り込むという蹴り方が基本になると思うのですが、フォラヤン選手はそんなに動かず基本待ちの姿勢からタイミング良く蹴ってました。
それは、アルバレス選手のスタイルに合わせたから。
アルバレス選手はタックルも上手く使い、パンチも相手の攻撃に合わせて打つのを狙っていることが多いため、ステップを使いながら基本的に足の甲は内側を向いています。
パンチも力が入りやすいし、タックルも最短で相手の身体にアタックできます。
通常のローキックだと蹴りの軌道の内側に足を入れるとローキックはインパクトがズレて、パンチが合わせやすいです。
だからこそMMAやパンチのダメージインパクトの強いK-1やRISEルールだとこの形は有効なんですっ!
でもそこで、カーフキックが有効になります!
距離的に通常のローキックよりも少し遠いので、パンチに入ろうとする時にカーフキックを蹴ると相手のバランスを崩すことができます。
ステップのタイミングには合わせやすい。
アルバレス選手は足が内側に向いているので足の裏のカーフ(ふくらはぎ)を蹴りやすい。
フォラヤン選手は少し低い姿勢から、蹴り足の起動を少し外から回してキレイにカーフ目掛けて蹴ってましたね。
こうして相手の研究をしてテクニックを当てはめていくことで、ほぼ何でもありのMMAは進化した攻防が生まれてくるんでしょうね!
あっちなみに、カーフキックを貰わないようにするためにはしっかりとしたスネブロックが大切です。
バランスが悪いと逆に足ごと持っていかれてしまいます。
なので、基本のしっかりとしたスネブロックはマストです!
さぁ、頭を使って、身体を使って、楽しく練習しましょう!