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10・6 REBELS.63×KNOCK OUT観戦

ジム終了後、後楽園ホールへ10月6日(金)のREBELS.63×KNOCK OUT(後楽園ホール)観戦。
間に合ったのは第2試合からでした。



メインイベントはREBELS-MUAYTHAIライト級暫定王座決定戦
スアレック・ルークカムイVS雅駿介

1R、強い打撃を繰り出していくスアレック選手。
対する雅選手はカーフキックを何度か蹴ってスアレック選手の攻めを崩そうと攻撃を散らしながら組み立てます。
2R、雅選手はカーフキックを多用。
スアレック選手は蹴り足を掴んでのパンチを狙うが蹴り足が低いため、掴めない。
スアレック選手のふくらはぎ辺りが変な腫れ方をするなど確実にダメージを与えてました。
それでも強打を打っていくスアレック選手、しかし紙一重でかわす雅選手。

3R、4R、ペースは雅選手が握るも、スアレック選手も強引に攻撃しペースを取り返そうとアタックを続ける。
最終5R、このRを取った方が勝つのではないかと思った大事なR。
アタックを続けるスアレック選手。
雅選手のローキックにスアレック選手がワンツーのカウンターを当てて、雅選手がスリップ気味にダウン。
キレイに当たったのでタイミング的な感じではありますがこれは仕方ない。
試合は最後のダウンのポイントでスアレック選手が判定勝利。

雅選手の戦略は見事!
そして、苦しい展開もアタックを続けて勝利したスアレック選手は素晴らしい!


セミファイナル 栗秋祥吾VSミゲール・フェルナンデス
栗秋選手がところどころで左フック、そしてローキックでダメージを与えて判定勝利。
ある程度優勢にしていて問題ない判定勝利なのですが、試合のコントロールというか、小狡さというかなんかもっと正攻法でガッチリと闘う栗秋選手が見たいと思う、何だか消化不良な気もする感じの試合…。


REBELS67キロ級王座決定戦
UMA VS CAZ JANJIRA
1 R、開始からステップを踏みながら、速い出入りで動くUMA選手。
スナップを効かせたバックブローをクリーンヒットさせてダウンを奪い、その後ダメージの残るCAZ選手にパンチを当てて2度倒して1RTKO勝利でREBELSのチャンピオンベルトを再度獲得。

練習環境を変えてUMA選手強くなってきてますね!


REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王座決定戦。
吉田英司VS津崎善郎
2R、パンチをヒットさせるも、その後組んでしまいなかなかダメージを与えきれない吉田選手。
4R、津崎選手は肘を当て吉田選手が鼻から出血しドクターチェック。

津崎選手はここで一気に肘打ちで攻め込んで行くも、今度は吉田選手が肘でこめかみをカットし、ドクターチェック。
再開後もお互いの肘が乱れ打ちで場内は盛り上がる中、4R終了。
5R、そのままの勢いで肘を打ち合い今度はダブルドクターチェック。
両選手消耗しながらも肘を打ちまくり試合終了。

判定は前半の3Rまででポイントを稼いだ吉田選手が判定勝利し、初戴冠。

後半はお互いが肘を打ちまくる一歩も引かない展開の激しい試合でこれぞタイトルマッチという内容でした。


津橋雅祥VS大谷翔司
距離をつめていく大谷選手に距離を作ろうとする津橋選手。
3R、近距離でのパンチと肘を連発して打ち込んでダウン寸前まで攻め込んだ大谷選手が2-0で判定勝利。

3R後半はスタミナの差が勝負を分けましたね。


与座優貴VSテレカ∞
与座選手のサウスポー構えから繰り出させる左ミドルキックがビシビシ決まる。
2Rは与座選手が回転系を連発。
3R、逆転を狙うテレカ選手の飛び膝蹴りで右眼の上をカットし苦しむもR終了間際に与座選手が左フックでダウンを奪い判定勝利。

与座選手は蹴り技のバリエーションが凄いですね。

さすが極真世界王者、無敗記録を更新。


NIZUMAX VSウルフタツロウ
変幻自在というか、引っ掻き回す系というかつかみ所のないNIZUMAX選手にウルフ選手が組んでの膝蹴りなどを効果的に決めて判定勝ち。

組み膝蹴りでのNIZUMAX選手の対応が悪くジャッジに悪印象、逆にウルフ選手は変化技に動じずにしっかりとしてました。


降旗健嗣VS助川秀之
パンチを狙う降旗選手とミドルキックを中心に攻めていこうとする助川選手。
お互い決め手に欠く1-1の引き分け。
延長Rで蹴りを使うことでパンチをヒットさせた助川選手が判定2-1で僅差で勝利。

お互いもう少し単発にならなかったらもっと展開が違ったんだろうと思う。


浦林幹VS原島モルモット
浦林選手が1Rに良いパンチを当ててぐらつかせる。

2R、入ってくるところにカウンターで縦肘を直撃させて、レフェリーが確認し試合をストップ。
遠くて顔までよく見えませんでしたが、顔面陥没によるTKO勝利!

ジャストタイミングでの縦肘でした。


4日(金)のKNOCKOUTと6日(日)のREBELS、どちらも協力し合って盛り上げてました。
こういう努力を惜しまず続けているのがREBELSの良いところ。
次のKNOCKOUTは平日だけど良いカード揃いなので楽しみ。

自分的なベストバウトは戦略VS闘志の構図で、勝つために共に必死だったスアレックVS雅!
MVPはジャストタイミングの縦肘を決め勝利した43歳 浦林選手!