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10・13 ONEチャンピオンシップ 夜大会観戦

午前スタートの昼大会終了後、一旦ジム(松崎、中田が指導に入ってくれました)に顔出してから、また両国国技館へ戻ってONEチャンピオンシップ夜大会観戦。


メインイベントは
アウンラ・ンサンVSブランドン・ベラのライトヘビー級タイトルマッチ。

1Rから緊張感のあるお互いが倒そうとする打撃の交差。
2R、ンサンのカーフキックが効き出し、構えを何度も変えるベラ選手。
ベラ選手は踏ん張りが効かなくなりだし、組み膝を交えたラッシュを仕掛けるもンサン選手は崩れずに変わらず淡々と攻め続けてパンチを効かせ、ベラ選手が崩れたところを追撃のラッシュでレフェリーが止めてンサン選手が2R TKO勝利!

ミャンマーのンサン選手はカリスマ性が上がってきましたね。
まるで国民の希望を背負ってフィリピンのスーパースターになったマニー・パッキャオ選手、のような雰囲気を感じます。


青木真也VSホノリオ・バナリオ
速攻でタックルに入り、堪える相手をしっかりとテイクダウンしてそのまま首を取って反転して極めるダースチョークで、バナリオ選手がタップ。
まさに名人芸で日本のファンに青木真也をの存在感をバッチリ示しましたっ!


ヴィヴィアーノ・フェルナンデスVSケビン・ベリンゴン
1Rタックルで上になりそのまま支配し、2Rはバックを取ってそこからバックチョークを決めたヴィヴィアーノ選手が前回の反則勝ちのモヤモヤを払拭する一本勝ち。


ロッタン・ジットムアンノンVSウォルター・ゴンザレス
1Rから激しい両選手。
ゴンザレス選手の右ハイキックがロッタン選手の頭に軽くヒット。
しかし全く退かず打ち合いにいくロッタン選手。

2R、左ミドルキックを連射し、ゴンザレス選手を追い込むと下がりだすゴンザレス選手。
ロッタン選手は下がるゴンザレス選手に中央を指してここでやろうぜとアピールを繰り返す。

3R、普通なら右ストレートでダウン的な感じの当たりもありましたがすぐ立ち上がるのでそのまま続行。

4R、5Rと追うロッタン選手、下がりながらパンチを合わせようとするウォルター選手の展開に終始。
判定は2-1でロッタン選手が防衛。

うーん、ちょっとゴンザレス選手下がったりしすぎな気もします。
1人ゴンザレスにつくとはやはりONEの判定基準は分からない。


ジョルジオ・ペトロシアンVSサミー・サナ
長身のサナ選手に対してペトロシアン選手はノーモーションの鋭いストレートと奥足へのローキック、
身体をずらしてのパンチで上手く闘う。
しかし、サナ選手もステップでリズムを変えたりしながら前に出て、リーチを活かした得意の連続攻撃に巻き込もうとする。
パンチの打ち合いではややサナ選手有利な感じ。

3R、ペトロシアン選手は無理せずに距離を取りながら上手く闘いサナ選手の攻撃を回避しながら組み立て闘いきる。

ジャッジはペトロシアン選手のヒットと試合コントロールを支持してペトロシアン選手が判定勝利し、トーナメント優勝1億円の賞金獲得。


山口芽衣VSジェニー・ファン
寝技では完全に山口選手優勢。
ファン選手の頑張りで山口選手はなかなか極めきれなかったものの山口選手の判定勝利。

今年7月にタイのフェアテックスジムに行った時にファン選手は練習してて、少し話した台湾人の子がいきなりONEデビューでビックリした。


修斗VS PANCRASE対抗戦!

猿田洋祐VS北方大地
2R、猿田選手がマウント状態からボディに意識させて、身体を捻って腰を回し距離を上手く伸ばしてのパウンドで失神させ、追撃でレフェリーストップでのTKO勝利。
凄い勝ち方で修斗VS PANCRASEの対抗戦を2-2の引き分けに持ち込みました。


佐藤将光VSハファエル・シウバ
何度も寝技に引き込もうとするシウバ選手に耐えて、2Rに組みを外したところで佐藤選手がパンチを集中砲火し、戦意喪失に追い込みTKO勝利。


ペルペトゥオVS手塚裕之
カーフキックを混ぜながらお互いが打撃で闘う接戦は積極的に攻めた手塚裕之選手が判定勝利。


松本光史VS久米鷹介
久米選手は勢いよく攻めてパンチでダウンを奪うも2Rは松本選手がバックを取って支配。
しかし3Rは同じように久米選手がバックを取って支配し、久米選手が判定勝利。


台風が前日に直撃で電車も止まっていたONEチャンピオンシップ100回大会の両国国技館。
さすがにお客さんの入りは特に電車の動いていない朝は厳しかったですが。試合の方は好試合が多く楽しめました。

ONEチャンピオンシップがこれからどうなっていくのか?
楽しみです。