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12・8 新日本キックボクシング協会&REBELSに出場した老沼隆斗、ぱんちゃん璃奈の結果です!

12月8日(日)新日本キックボクシング協会&REBELSに出場した老沼隆斗とぱんちゃん璃奈の結果です!
老沼隆斗はREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座の2度目の防衛戦。
対戦相手の濱田巧選手とは3度目の対戦。
過去2回とも老沼が勝っていますが、3回目の対戦でベルトがかかった今回の濱田選手はいつもにも増して気持ちが強かった。

 

3Rまではオープンスコア。
1R、中盤に老沼が肘打ちで濱田選手の左目上を切る。
しかし、怯まずに前に出て攻めてくる濱田選手。
このRはパンチも何度か当てて老沼がジャッジ3者の支持を獲得。

 

2R、3R、攻撃の頻度を上げて攻め込んでくる濱田選手にミドルキック、ローキック、パンチを当てて迎え撃つ老沼。
ヒットは老沼の方が多いものの、濱田選手の前に出るアグレッシブさとガードの上からの攻撃や下がらせることでのジャッジの印象が良い。

 

2R、3Rのオープンスコアは共に譲らずの10-10。

 

勝負となる4R、ここからオープンスコアは無くなります。
このRを取ることによって老沼は5Rにダウンを喫したりKOされなければ勝利。
そこは濱田選手も意識していたと思います。
さらに激しく前に出て攻めてくる濱田選手にミドルキックを合わせたり、ローキックで止めたりとヒットさせていくのは老沼。
それでも引き退らずバックブローなどで逆転を狙う濱田選手。
4Rは老沼やや優勢か?
差がなければ5Rに勝負は持ち越し。
5R、最後の力を振り絞って闘う両選手。
老沼はローキックを何度も当てて濱田選手の足は流れ、ダメージを感じさせるも退かない濱田選手。
パンチの打ち合いでも効かせる場面を作り、最後のRを優勢にし試合終了!

 

うなだれる濱田選手。
勝利を確信する老沼。
判定は50-48×2名、50-49×1名の3-0で老沼が判定勝利でベルトを防衛!

 

試合前に自分が言った「ベルトを持って帰って来いよ!」の言葉を見事に守ってくれました。
それにしても濱田選手の気持ちが感じられた熱い試合でした。
KOはなりませんでしたが、この勝利は老沼にとっても大きな再スタートを切るに相応しい試合となりました。
デビューから5連勝中のぱんちゃん璃奈がタイの美人ファイター、ペットチョンプー選手を迎えての6戦目。
来年のタイトルへのチャレンジに挑むためにも負けられない試合。
まだ6戦目。
周囲の期待と試合のプレッシャーで緊張しまくってました。

 

ペットチョンプー選手は最近はボクシングでも試合をしていて、過去にはタイのテレビ番組で美人ムエタイ選手を集めてのバラエティーショー的なのに選ばれて出演していました。
ボクシングではKO負けをしていることもありますが、ムエタイの試合では果敢にパンチを振って突進していく顔に似合わずアグレッシブな選手。
試合は開始直後にぱんちゃんの今回狙っていた左ハイキックが首付近にヒット。
一瞬たじろぎ、痛そうな顔を見せるペットチョンプー選手。
その後、ドクターチェックが入る。
顎下が切れていたようです。
再開後、ローキック、パンチ、ミドルキックとぱんちゃんが攻めて、ペットチョンプー選手が応戦という展開。

 

ローキックとミドルキックでダメージを与えて、パンチを強引に当てて、ぱんちゃんがダウンを奪う。

 

立ち上がって再開後、ぱんちゃんがラッシュしている時に再度ドクターチェックが入り、顎下の血が止まらずドクターストップ。
ぱんちゃんが1R、左ハイキックでの顎下のカットによりTKO勝利。
試合後にペットチョンプー選手は顎下を9針縫ったようです。
なかなかお客さんに伝わりづらいKOではありましたが、ぱんちゃんがプロ初KO勝利で無傷の6連勝!

 

今回、楽な試合と思われたかもしれませんが、今回も試合まで必死に毎日練習して、確実に強くなってきています。
毎日フィジカルを上げたり、パンチのタイミングを散々言われて修正したり、何発も何発も蹴ったり、攻撃を組み立てるために頭を使って練習したりとこの試合のために頑張ってきました。
この努力は来年、トップ選手達と闘うためにも大きな積み重ねとなっていく!
来年もぱんちゃんから目が離せないっ!
自分たち指導陣も心配で目が離せないけど…(笑)
今回は2人とも勝利を飾ることができて良かった!

 

応援に来てくださった皆さん、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

 

次はSTRUGGLEの今年ラストファイト、今週12月14日(土)NKB興行(後楽園ホール)で大崎草志が出場します!
応援よろしくお願い致します!