2月29日(土)REBELS.64(後楽園ホール)に出場した老沼隆斗の結果です!
対戦相手はサウスポーの無敗で若手ながら試合巧者のムエタイオープンスーパーフライ級チャンピオン白幡裕星選手。
老沼は前戦でREBELS-MUAYTHAIのベルトを2度目の防衛をして今年の初戦。
1R、開始からお互いが速いスピードで蹴りを繰り出す。
加えて老沼はパンチ、白幡選手は肘で攻める。
お互いが交差した際にバッティング?で老沼がまぶたの上から出血。
眼に入る大量の血と衝撃で相手がしっかりと見えなくなってしまい、距離感が掴み辛い感じで攻め数も減って相手の肘打ちを当てられ、防戦になってしまう場面もある厳しい展開で1R終了。
インターバル時に確認したら血が入って眼が見えなく厳しい状況。
切れたのはバッティングだと思いますが、流れ的に肘打ちだと判断されそうで、ストップされないように血を止めたい。
しかし、老沼の血は止まらず…。
ここはもう今の見えないなりに冷静に逆転し、勝利を掴みにいくしかないっ。
老沼に、ここから勝ちに行くぞと話し、2Rへ。
冷静に蹴りとパンチで相手を追い込みしっかりと勝負にいく老沼。
向かい合い時のインローキックが決まりだし、ダメージを与えていく。
しかし、白幡選手も左ストレートを当てるなどし怯まない。
パンチとミドルキックのヒットで上回り、インローキックのダメージでこのRはやや老沼優勢か?
3R、まだ血は止まらないものの、ここでしっかりと攻め切って倒したい。
勝利を掴みたい老沼はインローキックを当てる場面とパンチで攻め込む場面を作る。
倒すまであと少しとなりましたが、白幡選手も反撃し、熱い試合になりました。
3R終了し、判定は1者が2R、3Rの追い上げを支持し29-28老沼で、2者が29-29でドロー。
延長1Rへ。
延長戦は疲労困憊の両選手でしたが、老沼はしっかりと集中しインローキックでさらにダメージを与え、疲れの見える白幡選手を何度か首相撲から転かしたり、パンチをヒットさせて確実にこのRを優勢にし、延長判定3-0で勝利!
1Rのアクシデントの厳しい状況の中、諦めずに自身を信じてしっかりと勝利を掴み取りました。
これは老沼にとっても大きな経験となった試合となりました。
でもこんな接戦は疲れるから、次はしっかりと圧倒して勝ってほしいと思いました。
新型コロナウイルス拡大のこういう厳しい時にも関わらず応援に来てくださった皆さん、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
現在のこの状況ですが、コロナウイルスの猛威を恐れながらしっかりとできることをしていきます。