2月20日(土)NKB(後楽園ホール)に出場予定の中田ユウジですが、肝機能障害によるドクターストップがかかり欠場となりました。
対戦相手の半澤信也選手、NKB関係者の皆様、この試合を楽しみにしてくださった皆様、本当に申し訳ございません。
中田は今月、体調を崩して37℃前半の微熱が続き、医者に行くも風邪の可能性で様子見という診断。
回復を第一に考えて体調管理をしながら試合に向け無理のない範囲で練習をするなど努力を続けました。
しかし、熱が上がってしまったため新型コロナウイルス感染の可能性を考え、ジムでの指導と練習を休んで、保健所の指導のもとPCR検査を受けました。
結果は陰性。
熱が下がってきたので、またできる範囲で練習と指導に復活したものの、数日動いたらまた発熱で身体は動かず…。
再度PCR検査を受けてからでないと通常の診察と検査ができないため、2度目のPCR検査を受けましたが、結果はやはり陰性。
PCR検査はすぐに出来ず一日待ったり、検査後の結果が分かるのも一日後となったり、そこからレントゲンなど別の検査をして更に結果待ち…など、かなり時間がかかりました。
診察や検査がままならない、こういう医療の現状も新型コロナウイルスによる弊害だと思います。
微熱が出ている状況で身体は動かず、練習もできず、しかし試合出場のための減量は必要。
食事もままならないため、身体の回復も、そして本人の心も相当厳しい状況が続いていました。
本人との状態のやりとりなどで相当疲れてきていることも感じました。
血液検査で肝臓の数値に異常があることが判明し、医師からはドクターストップ。
現在CT撮影などの検査をし、熱の原因を探っています。
肝臓ということで飲酒を疑われるかもしれませんが、中田はほとんどお酒を飲みません。
疲れや生活のリズムの変化などでも起こるようです。
こうしたハッキリとしない状況で判断が遅れてしまい、大変申し訳ございませんでした。
選手の今後のことを第一に考えて試合中止の決定をし、しっかりと対応してくださったNKB関係者の皆様ありがとうございます。
このような状況下でも本人は対戦相手や興行関係者、応援してくださる皆様のためにも、自身が動けない状態でもリングに上がる気持ちを持っていました。
そこは本当に凄いことだと思い、ここで逃げずにベストを尽くした中田を誇りに思います。
そして、今回、試合数日前の欠場にもかかわらず「仕方のないこと。またこのカードを実現させてください」と言ってくださった半澤選手、「回復したらやりましょう」と言ってくださったNKB竹村さん。
心が救われました。
ありがとうございます。
life goes on
人生は続いていきます。
中田はまた前に進めると思います。
これからの中田ユウジに少し期待してください。