· 

9・25 KNOCK OUT 2021 vol.4観戦

久し振りに所属選手の試合以外での興行観戦。

9月25日(土)KNOCK OUT 2021 vol.4をジム終了後に急いで観戦に行ってきました。

 

メインイベントは初代KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王座決定トーナメント決勝戦。
1回戦を空龍選手から判定勝ちした花岡竜選手VS心直選手を三日月蹴りで1RKOで勝ち上がった濱田巧選手

(1回戦は第1試合と第2試合で間に合わず…)。


1R、カーフキックを主軸にガンガン仕掛けていく濱田選手。
花岡選手は序盤はしっかりと組み立ててリズムや距離を測る感じ。
2R開始から攻撃のテンポを上げていく花岡選手の攻撃の多彩さと回転が凄い。
しかし、濱田選手迷いなくしっかりと攻め込んでいく。
お互いの持ち味が活きてハイレベルな攻防。
3R、花岡選手止まらない。
濱田選手も退かずに攻撃を続けるも花岡選手が徐々に攻撃パターンを増やして何度も攻撃をヒットさせ優勢で試合終了。

判定は最終Rにしっかりと印象を残した花岡選手が3-0で判定勝利し、初代KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級チャンピオンに!

 

 

セミファイナル 白幡裕星VSサンチャイ・TEPPEN GYM
サンチャイ選手が1R、スーパーマンパンチなどで一気に距離を詰めたりしてリズムを掴み、飛び込みからの右ストレートでダウンを奪う。
2R、上手く距離を作りながら闘うサンチャイ選手、遠い距離では待ち、近い距離は上手く組み付いて首相撲へ。
白幡選手は左ストレートをヒットさせるもポイントを奪うに至らず。
3R、逆転を狙いリズムを変化させたり、一気に距離を詰めたりしてパンチを打っていく白幡選手ですが展開を変えることはできず、良い攻撃を当てるもののなかなか攻めきれず試合終了。
1Rにダウンを奪ったサンチャイ選手が判定勝利。



KNOCK OUT-REDバンタム級王座決定戦 安達浩平VS響波
リーグ戦で好成績を収めた上位の二人のタイトルマッチ。
ガードしながらジリジリ攻め入っていく安達選手と長身から長い攻撃を多用して中に入らせないようにする響波選手。
1R後半に相手の攻撃を耐えながら距離を詰めて狙いすました肘で安達選手がダウンを奪う。
3R、下がる響波選手を追ってのワンツーパンチで再度安達選手がダウンを奪う。
しかし、追い詰める安達選手に響波選手の顔面膝が決まり安達選手ダウン。
立ち上がるもダメージは明らか…。
このチャンスを逃さず攻めていく響波選手の膝がボディ、そして顔面に決まり安達選手が再ダウンでそのままレフェリーが試合をストップ。
響波選手が逆転で新チャンピオンに!



石川直樹VSユット・ZERO

ユット選手のどこから攻めてくるか分からない感じのオーラに石川選手はなかなか攻め手を作れず、印象の残る攻撃を決めたユット選手が判定勝ち。


大谷翔司VS麻火佑太郎
2R、互いがアグレッシブに攻めはじめ、麻火選手が先に低い手の位置からパンチを当てるも、その後の大谷選手の左フックがクリーンヒットして前のめりに倒れる麻火選手。

レフェリーが試合をストップし大谷選手のTKO勝利。


Apollo中山VS般若HASHIMOTO

お互いサウスポーで当て感のあるApollo選手とガンガン前に出てパンチ中心に攻める般若選手。
2R、左ストレートでApollo選手がダウンを奪う。
3R、般若選手は攻め続け中盤に一度パンチを効かせて後半にダウン寸前までグラつかせ、判定はApollo選手1-0の引き分け。
延長ではスタミナが厳しくなったApollo選手を般若選手が攻めまくり延長判定勝利。


今回は KOが特別多いわけではありませんでしたが、面白い試合が多かった。
特にメインの花岡選手と濱田選手の試合は花岡選手のスピードと技術に真っ向から勝負を挑み迷いなく攻める濱田選手の気持ちがぶつかり合い良い試合でした。

やっぱりキックボクシングの興行は面白いと改めて思える良い興行でした。
選手一人一人の頑張りがぶつかり合っていた。

技術と気持ち、そしてそれらをしっかりと出すための体力。
これらはプロとして凄く大切。

あっ試合の途中でRIZIN.30で勝利したぱんちゃん璃奈がリングに上がって挨拶をさせていただきました。