3月12日(土)KNOCK OUT 2022 vol.2(後楽園ホール)に出場した松﨑公則、ぱんちゃん璃奈の結果です。
松﨑公則は50戦目で今回引退試合。
対戦相手は仙台のチーム・タイガーホーク所属、WMCのランカーで前試合ではスックワンキントーンのチャンピオンをKOし勢いのある22歳の阿部晴翔選手。
松﨑は最後の試合に向けて、しっかりと変わらず毎日の練習を積み重ね試合に挑みました。
試合前、余裕を持ってバンテージを巻く。
松﨑が終わりぱんちゃんを巻き始めたのですが、昨年夏にKNOCK OUTのルールが変わっていたのを忘れてて、バンテージチェックに行った松﨑が痛恨の巻き直しとなってしまいました。
これはセコンドの自分のミス…。
速攻で外して、いつもは持ってないのですが今回は予備のバンテージとテーピングを持ってて良かった!
内心焦りながら落ち着いてメチャクチャ急いでバンテージを巻いて何とか間に合った…。
確認不足が一番悪いんですが、松﨑50戦目ではじめて試合前に2度バンテージを巻くという経験も…。
その後、セコンド陣がうまく動いてくれて問題なく試合に送り出せました。
試合は開始からプレッシャーをかけて攻めようとするも、相手の速くスピードのある攻撃に後手に回らされてしまいます。
相手のステップワークでなかなか攻めどころを作れず被弾してしまう場面も。
2Rから闘志を前に出して、もらいながらも攻め返していく松﨑。
3R、死中に活を求めるように何度も前に出てパンチと肘を振るっていく松﨑に阿部選手も打ち合い、互いに攻め合い試合終了。
判定は0-3で阿部選手。
松﨑は必死に立ち向かい闘いましたが、勝利には届かず。
50戦、松﨑は逃げることなく必死にリングで闘いました。
今まで松﨑を応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
ぱんちゃん璃奈はメインイベントに出場!
アトム級のベルトを返上し、階級を一つ上げてKNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王座決定戦で女子強豪との対戦経験の多い、テツジムのベテラン喜多村美紀選手と対戦。
1R、距離をしっかりキープし、前蹴りを織り交ぜたリーチを活かしての長い攻撃を出していくぱんちゃん。
喜多村選手は様子を見ながらところどころでパンチを打ち込んできます。
左ジャブと右ストレートを何度か当てて優勢に進めるぱんちゃん。
2R、ストレートに加えて当てていた右フックをキレイにヒットさせて喜多村選手の腰が落ち、スタンディングダウンを奪います。
その後、前蹴りを交えて追撃するも倒しきれず。
3R、前に出てガンガン攻めて逆転を狙う喜多村選手に対してぱんちゃんも前に出て攻めていくため攻撃後に組んでしまう展開が多くなるものの、前蹴りと組んでの膝、ジャブ、右ストレートを何度かヒットさせ試合終了。
判定はダウンも奪っているので30-26 2名、30-27 1名でぱんちゃん璃奈判定勝利!
アトム級に続きミニマム級チャンピオン獲得で2階級制覇に成功!
約半年ぶりの試合でしたが成長した姿をリングで見せることができました。
翌日13日(日)の一夜明け会見で、この試合に『創世のタイガ賞』として賞金30万円をかけてくださった漫画家の森恒二先生ご夫妻と。
ありがとうございます!
松﨑の引退試合、そしてぱんちゃんの王座決定戦。
今回は特に心に残る興行でした。
会場に応援に来てくださった皆さん、ツイキャスで観戦してくださった皆さん、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。