ジムを途中で代行スタッフに任せて7月23日(土)KNOCK OUT 2022 vol.4(後楽園ホール)観戦。
メインは梅野源治VS大谷翔司
1R、左ミドルキック中心に前に出て攻める梅野選手、対する大谷選手もしっかりと張り合っていく。
2R、強引に左ミドルキックを蹴りまくる梅野選手が次第にペースを握り優勢に。
3R、逆転を狙い前に出て攻めようとする大谷選手を梅野選手が左ミドルキックで阻止する。
このまま梅野選手の勝利かと思われる展開の中、それでも前に出て攻める大谷選手に梅野選手の縦肘がクリーンヒットし、レフェリーが試合をストップ。
残り3秒での梅野選手のTKO勝利。
久し振りの対日本人の肘ありルールで梅野選手が存在感を見せる勝利となりました。
セミファイナル 渡部太基VS良太郎
速攻型の渡部選手、スロースターターの良太郎選手。
組膝の得意な良太郎選手、苦手な渡部選手。
1R、開始から速い攻撃を当てていく渡部選手が効かせてR終了間際にはパンチ連打。
パンチで立ったまま打たれまくる良太郎選手。
2R、開始から前に出て徹底した組膝で追い回し、渡部選手の攻撃を潰していく良太郎選手が組膝で圧倒。
3R、パンチとキックの渡部選手、組んでの膝の良太郎選手。
互いの得意な部分がぶつかり合う展開で、組んでの時間を多く作った良太郎選手がイニシアチブを持つ展開で試合終了。
判定は3-0で良太郎選手。
1Rを倒れずに耐えて、ルール内の組膝を上手く使い勝利を掴みましたね。
中島弘貴VS漁鬼
1R、カーフキック、跳び膝、フックと左ストレートのような肩の入ったジャブの中島選手の攻撃を耐えてパンチで攻め返す漁鬼選手が左フックをテンプルにヒットさせる。
2R、中島選手の跳び膝がヒット、その後のパンチも当たるも漁鬼選手は倒れず。
スタミナが切れかけるも強打を返していく。
3R、何度も攻撃をもらいながら返す漁鬼選手のパンチがクリーンヒットし膝が崩れる中島選手。
レフェリーはダウンを取らず、その後漁鬼選手が連打し追い込むも中島選手倒れず。
強打の左ジャブで中島選手が盛り返し試合終了。
判定は1-1の引き分けで延長戦へ。
体力の残ってなかった漁鬼選手ですが、気力を振り絞って前に出るも中島選手の強打の左ジャブをもらい続け、その後のパンチ連打でダウンし、そのままレフェリーが試合をストップ。
中島選手が苦戦するも最後はKO勝利。
気力を振り絞って闘った漁鬼選手の頑張りが試合を盛り上げました。
栗秋祥梧VS TAKERU
1R、プレッシャーをかけて前に出る栗秋選手に対して下がりながらも攻撃を当てるTAKERU選手。
ヒットはしなかったものの栗秋選手の跳び膝はキレイ。
2R、TAKERU選手はボディ、肘、バックキックなどで攻撃を散らして当てていき、栗秋選手は強打を狙うもなかなか当てることはできず。
3R、TAKERU選手の攻撃がヒットし、栗秋選手は強打を返すも当てれず。
TAKERU選手は栗秋選手のことを考えてしっかりと闘っていましたが、栗秋選手はTAKERU選手に照準があってない感じ。
判定は3-0でTAKERU選手の判定勝利。
TAKERU選手の頑張りが栗秋選手を空回りさせましたね。
壱・センチャイジムVS海老原竜二
1R、お互いサウスポーの両選手、スピードとテクニックと体格で勝る壱選手に対して真っ向から勝負を挑む海老原選手。
壱選手が組んでの左膝を効かせて追い込むもダウンを奪えず。
2R、追い込んで今度は組んでの右膝を効かせてその後の左膝でダウン、さらに組んでの左膝で2度目のダウン。
3R、組み膝で追い込むも海老原選手は引かずに強打を返していくもダメージは明らか。
壱選手がパンチを決めて追い込んだところでレフェリーがストップして、壱選手の3RTKO勝利。
白幡裕星VS鈴木貫太
1R、フェイントを織り交ぜ一つ一つの攻撃が速く強くなっている白幡選手に対して、果敢に前に出て攻めていく鈴木選手。
2R、白幡選手が左ストレートをカウンターでクリーンヒットさせて、鈴木選手は鼻から出血。
その後のパンチもあり、右眼も負傷した鈴木選手にドクターチェックが入り、ストップで白幡選手が2RTKO勝利。
負けましたが鈴木選手の勝とうという気持ちが伝わりました。
最近、こういう見ていて勝ちたい気持ちが伝わる選手って少なくなってきているように感じます。
津崎善郎VS vic.YOSHI
1R、オーソドックスの津崎選手に対して左右スイッチで闘うyoshi選手。
お互い前に出て組む展開が多い。
2R、yoshi選手の右のオーバーハンドが津崎選手に直撃してダウン。
ダメージはあるものの津崎選手も反撃するも追いきれず。
3R、逆転を狙う津崎選手ですがyoshi選手に肘で切られドクターチェック。
再開後も展開は変わらず、そのままダウンを奪ったyoshi選手が3-0で判定勝利。
峯山竜哉VS杉原新也
1R、直線的な攻撃で一気に前に出て攻めようとする杉原選手に対して、距離を作り左ミドルキックで徐々に支配していき肘打ちもヒットさせる峯山選手。
2R、3Rも峯山選手はペースを崩さず、左ミドルキックを主体に当てては距離を作る技術で優勢に進め、終了間際、強引に攻め込もうとする杉原選手にパンチを何度か当てて、判定3-0で峯山選手の完勝。
炎出丸VS工藤"red"玲央
1R、小刻みなステップから強い右パンチを主体に先手で攻撃を繰り出し、ペースを握る工藤選手。
右ストレートで腰が落ちるも何とかダウンを免れる炎出丸選手。
2R、炎出丸選手が後半少し盛り返すも何度もパンチを被弾し、このRも工藤選手優勢か?
最終3Rもペースは変わらず、工藤選手が判定勝利。
ベテラン対決らしいお互いの戦略的な攻防がある試合でした。
久し振りの会場での試合観戦でした。
生で見るのはやはり面白いですね。
特に後楽園ホールは見やすくて良い。