3月26日(日)SUK WAN KINGTHONG(後楽園ホール)に出場した老沼隆斗、大﨑草志の結果です。
老沼はタイの現役ムエタイ選手とメインイベント5R。
対戦相手はタイの50kgトーナメントでの優勝経験もあり、テレビマッチでも多く戦っている20歳の長身のノーンガティン・シット ポージョーウォー選手。
1R、老沼は開始からスピードのある蹴り技で仕掛けていき、前蹴りを当てて距離を支配していきます。
対するノーンガティン選手はゆっくりしたリズムから速いハイキックとミドルキックを繰り出して、近くなると組んでの膝蹴りを狙ってきます。
危険なハイキックも何度かありました。
老沼はローキック、ボディ打ちで徐々に削っていきます。
2R、開始から組膝を仕掛けて来るノーンガティン選手、それを崩させずにしっかりと対応していき、逆に攻撃を当て返していきます。
ミドルキックもしっかりとスネブロックでディフェンスし、相手に攻め込ませずにボディとローキック、そしてパンチも効かせて優位に進めます!
そして、R終盤に顔への前蹴りをヒットさせてその足を相手が掴んだ瞬間にくるっと回って胴回し回転蹴りをキレイにアゴに決めてダウンを奪います!
カウント8でノーンガティン選手がファイティングポーズを取るも足元がふらついていてレフェリーは試合をストップ。
老沼隆斗の2R TKO勝利!
今回は対戦相手が当初の予定から変わりましたが、試合が無くなることなく興行側がタイから現役選手を呼んでくださり、こうして試合ができたことに感謝しています。
老沼はここ最近、試合毎にしっかりと強さが上がってきていて成長を感じています!
ここからどんなストーリーを作っていくのか!?
自分も楽しみです!!
第6試合には大﨑草志が出場。
ベテランで曲者的な強豪スダ456選手と対戦。
今月で42歳となった大﨑ですが、練習での動きは良くなってきてるんです!!
それが上手く試合で出せれば良い結果がついてくる。
1R、序盤から探りながら様子見の蹴りなどを使って翻弄してくるスダ選手になかなか攻撃の糸口が掴めない大﨑。
出そうとするタイミングが重なってしまい攻撃が止められてしまったり、下がって避けられてしまったり。
組んでの攻防でも良い形を作って蹴るスダ選手と、崩されないものの蹴り数の少ない大﨑。
ダメージはないものの印象的にスダ選手が上手く進めます。
ムエタイはこの印象が大切。
2R、大﨑はどうにかミドルキックを当てようとするも、スダ選手が良いタイミングで下がるなどしてなかなか上手く当てられず。
スダ選手のインサイドワークに攻め手を作れず。
3R、後のない大﨑は強引にパンチから入って蹴りに繋げて攻撃を当てていきます。
コーナーに詰めてパンチの連打を決めるシーンなども作り優勢に進めていき、やや疲れの見えたスダ選手を追い続け試合終了。
判定はジャッジ3名ともに28-29で判定負け。
最後の攻めを2Rから出したかった…。
このまま負けてしまうところから必死に勝ちに行って3Rにポイントを奪ったことは良かったと思いました。
しかし、もう少し早くに強引にでも攻め込んで勝ちに繋げて欲しかった。
それをさせなかったのがスダ選手の上手さだったんですが…。
会場に応援に来てくださった皆さん、応援してくださった皆さん、ありがとうございました!
これからまた少しずつジムをより良くしていきたいと思ってます。
これからもよろしくお願い致しますっ!