朝起きてGLORY 87をU-NEXTのLIVE後追い放送で観戦。
便利な世の中になりました。
GLORYのチャンピオン、ティジャニ・ベスタティ選手に挑む、日本の70kgのエースといえるシュートボクシングの海人選手。
何度か日本語解説を担当させていただきGLORYのレベルの高さを感じ、また日本とは違うラウンド毎のマストシステムはアグレッシブな闘いに慣れた日本の選手にとってはかなり厳しい。
それに加えて現在のGLORYライト級チャンピオンのティジャニ・ベスタティ選手は長身で変則的でスピードもあり、かなりやりづらい選手。
そして時差のあるヨーロッパでの闘い。
できれば、海人選手はランカーと闘ったりしてGLORYに慣れてから対戦して欲しかった。
結果的に海人選手は得意の近距離での攻防の展開に持っていけず、長身のティジャニ選手の変則的なジャブやミドルキックなどで長い距離を支配され続けて、5R判定で完敗。
UFCに挑む日本の選手が距離感を保たれて、ところどころでテイクダウンされたり、ポジショニングでポイントを奪われてしまい判定負けしてしまうのに似てる感じ。
ボクシングやUFC、そしてGLORY。
世界の格闘技はマストシステムの導入により、競技的にもなってきています。
日本人が世界のトップで活躍するためにはこのマストシステムでポイントを取れるように、エンターテイメントよりも競技を意識していくことが求められてきているように感じる。
ボクシングやUFC、ムエタイで活躍する日本人が出てきている今、GLORYで活躍する日本人も見たいなぁ。