11月24日(日)SUK WAN KINGTHONG 第2部(新宿FACE)に出場した大﨑草志、磯貝雅則の結果です。
大﨑は43歳、対戦相手の獅子丸選手は24歳で体格もやや大きめ。
試合開始から左のミドルキックを主に攻めてはしっかりとディフェンスしてヒットを重ねていき、組膝でも優勢に当てていく1Rで好スタート。
2R、徐々に得意なパンチを距離を詰めて強引に繰り出してくる獅子丸選手に手を焼きながらも大﨑はミドルキック、組膝、そしてパンチを当てていきます。
ジャッジによってヒットの大﨑、前に出る印象の獅子丸選手という感じ。
最終3R、疲れを見せながらも果敢に勝負に行く大﨑。
組膝などで相手を削るも、右肘をもらってまとめられてしまうシーンがありましたが、最後まで闘い切った大﨑、判定は僅差の判定負け‥。
攻撃を当てた数などは優勢だったものの、相手の勢いが評価される形となってしまいました。
1Rの出だしが良かっただけにもう少し変化をつけたり相手に合わせて闘いたかった。
磯貝は以前、1Rにダウンを奪うも後半押されて僅差の判定勝ちとなった高梨凌太選手との再戦。
前回の後半同様ガンガン攻め込んでこようとする高梨選手に逆にミドルキックを当てて、高梨選手の蹴りに対してはしっかりとスネブロックで対応するなどしていく良い立ち上がりの1Rでしたが、膝が鼻をかすめて出血あり。
2R、パワフルに攻め込んでくる高梨選手とぶつかり合う展開が増えて、あたりどころが悪く右足のスネを負傷してしまうも強い気持ちで蹴りを出し続け張り合う磯貝。
3R、前に来る高梨選手を迎え撃ち、パンチからミドルキックなどで痛めた右足をガンガン使って勝負。
後半にはパンチを当てる場面も作りほぼ差のない状態で終了のゴング。
判定は28-29×2名、29-29の0-2での判定負け。
ちょっと攻撃を当てた時の印象が強くなかったなぁ。
攻撃をしっかりと当てること、当たった時に決まったと見せること。
これらのことって大切だなぁと改めて感じました。
今回、2人とも試合で技術を出して闘うことができたと思います。
その点では今まで出来なかった攻防が出来て良かったのですが、プロの試合は見せ方も大事。
ハッキリとポイントを奪える攻撃を身につけていくことが大切ですね。
新宿FACEまで応援に来てくださった皆さん(大﨑、磯貝のファイトマネーチケットは皆さんのおかげで完売しました)、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
12月1日(日)は老沼隆斗がRWS JAPANのビッグイベントに出場です!
今年のラストを頼んだぞーっ!!