12月28日(土)U-NEXTでライブ配信されたRWS(ラジャダムナンワールドシリーズ)の日本語解説を担当させていただきました。
メインイベントの女子ミニマム級タイトルマッチは、パヤーホン選手が組み膝が得意なパワーファイターのカオスアイ選手を相手に得意な形にさせないテクニックで磐石の判定勝利!
首相撲が強い選手と闘う時の対処法の参考になる試合だと思います。
セミファイナルではイッセイ・ウォーワンチャイ(石井一成)選手がサウスポーの肘の得意な難敵、ラーチャン選手と対戦!
しっかりとムエタイテクニックで張り合いながら強烈なパンチを打ち込むイッセイ選手がダメージを与えて、最後まで強引に攻め込んでくるラーチャン選手に対しパンチを中心に攻め続けて完勝!
イッセイ選手はパンチ中心のパターンで確実にポイントを得ていく形を見せましたねー。
連敗してましたが、負けを糧にさらに強くなったように感じました!
そして、パンパヤック選手の実弟キャオパヤック選手とスター選手のセンマニー選手は、プレッシャーをかけながら変則的な外国人選手にムエタイテクニックでペースを握り判定勝利!
二人とも得意のミドルキックに拘り過ぎず、対戦相手にペースを握らせない組み立ての磐石の展開で最後まで集中してましたね。
こういうKOを狙い過ぎず本気で勝ちにくる元ムエタイトップ選手に勝つことは本当に難しい。
元ムエタイトップ選手でも容易に勝てなくなってきているワールドワイドになったムエタイ界。
今回KO決着はなかったものの、テクニックの高い選手達のムエタイの攻防、駆け引きを存分に楽しみました!
見逃し配信もありますので、まだ見られていない方は是非っ!
マストシステムのR毎のポイントの奪い合い。
是非、集中して見てみてください。
唸るテクニックがいっぱいです!
今回、初めてRWSの解説を担当させていただきました。
不慣れな部分も、初めて組ませていただいた実況の室川慎也さん、ONEなどでご一緒してくださっているスタッフの皆様のおかげで楽しく解説させていただきました。
ありがとうございました!