3月23日(日)さいたまスーパーアリーナで開催されたONE 172日本大会を観戦してきました。
会場は満員で、ワクワクさせる試合が目白押し!
メインイベントの武尊VSロッタン。
待ちに待ったこのカード!
入場の時から久し振りに野獣の眼をしていたロッタン選手。
この試合のために作り込んできているのを感じました。
武尊選手も良い表情で入場。

凄い緊張感あふれる探り合いからの倒しにいく攻撃が混ざる。
早い決着もあるかと思った矢先のロッタン選手の左フック。
そして、チャンスと見るや速攻の左フックでロッタン選手が1RKO勝利!
短い時間でしたがたくさんの想いが込み上げる試合でした。
セミファイナルの野杁選手の試合は会場が総立ちのKO!
久し振りにこの状況での逆転KO勝利の試合を見ました。
野杁選手凄かった!
若松選手は果敢に攻めどころでアッパーを決めて、その後のパウンドでKO勝利。
会場は大爆発でした!
ディベラ選手はスピード感のあるステップからのパンチ&カーフキックでレジェンドのサームエー選手を圧倒。
ペッティジャー選手の、KANA選手を各R常に少し上回るイニシアチブを握り続けるプレッシャーテクニック。
ナビル・アナン選手は長身からの攻撃に距離感と軌道が掴めないスーパーレック選手からダウンを奪う。
様々なことを試みながら逆転を狙うスーパーレック選手でしたが、ナビル・アナン選手は危険領域に入らず判定勝利。
吉成名高選手の、ラック選手とのハイレベルなフェイントの混じった攻防を当てて優勢にして、最後にはしっかり倒す切れ味抜群の左ストレートは痺れました。
青木選手の速攻一本勝ち、その後のリングでのマイクでの青木劇場を見るとONEに来たなぁと感じる。
秋元選手のぶつかり合いながらの跳び膝!
エイドリアン・リー選手のアナコンダチョークの流れるような入り方。
吉成士門選手の当たり前にヨードレックペット選手に勝ってしまう技術力。
陽勇選手の先読み力でのKO!
龍聖選手の距離感をキープした組み立てでの勝利。
全試合がメインイベントクラスのこの興行、U-NEXTの見逃し配信でもう一度見ようと思います!
3月22日(土)に発売されたゴング格闘技5月号(No.337)では今大会の立ち技出場選手達の解析記事を担当していますので、是非大会後に復習でチェックしてみてください。
そして、会場で感じたこと、試合を見返しての技術的な話を武尊VSロッタン戦を中心にDropkickチャンネルで今晩22:00~生配信しますので是非ご覧くださいっ!!

ニコニコ生放送:キックぼんやり層に優しい武尊vsロッタン解説■鈴木秀明
YouTube:キックぼんやり層に優しい武尊vsロッタン解説■鈴木秀明
大会後もこの日本で開催されたビッグイベントを楽しみましょう!