7月13日(日)ジャパンキックボクシング協会 KICK Insist23に出場した磯貝雅則の結果です。
磯貝は30代後半でプロデビューし、忙しい仕事の中、時間を作って頑張って日々努力して強くなってきています。
対戦相手の花澤一成選手はスピードのある若手で前試合はKO勝利しています。
1Rから速い攻撃を勢いよく出して攻めてくる花澤選手にしっかりと向き合い、パンチの打ち合い、そして首相撲でぶつかり合います。
ヒット率は変わらないものの、前に出る勢いや攻撃の印象は花澤選手。
2R、前に出て攻めてくる花澤選手に怯まずに真っ向から打ち合い、自分からもジャブやローキックをキレイに当てていきます。
勢いある見栄えの良い攻撃の花澤選手でしたが、磯貝も後半は首相撲で消耗させて良い場面を作りました。
勝負の最終3R、磯貝のパンチが何度かクリーンヒット。
しかし、花澤選手も前に出て攻め込んできます。
距離が近づき組膝の展開が増えていき、お互いが消耗しながらも競る展開。
その首相撲中に花澤選手が上から乗っかる形で倒れ、後頭部をマットに打ちつけた磯貝はブレイク後に立ち上がれず、レフェリーはダウンカウント。
立ち上がろうとする磯貝でしたが、脳震盪を起こしていて足元がおぼつかず、レフェリーは試合をストップ。
磯貝のKO負けとなってしまいました。
レフェリーによって対処は変わると思うのですが、流れの中で倒れる時に下になってしまったことが悔やまれます。
磯貝が良いパンチを当てていただけにもう少し闘わせてやりたかった。
今回ジムから会員さん達とそのご家族、ご友人の方達が磯貝の応援に来てくださいました。
後楽園ホールに応援に来てくださった皆さん、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
