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11/2 RISE WORLD SERIES 2025 FINALに行ってきました

11月2日(日)の夜、ジムが終わって片付けをある程度してからRISE WORLD SERIES 2025 FINALを見に両国国技館に行ってきました。
間に合ったのは第10試合のイ・ソンヒョンVS麻火佑太郎から。



メインイベントはRISE -61.5kgトーナメント決勝戦の中村寛VSエン・ペンジェー
お互いサウスポーの両選手。

開始からカーフキックを蹴り込んでいく中村選手とサークリングしながら下がって闘うペンジェー選手。

2Rはペンジェー選手が顔面前蹴りなど蹴りを散らして、追いかけてくるところに飛び膝、止まるとパンチ。
このRはヒットで勝るペンジェー選手優位か?

3Rは下がるのとサークリングで打ち合いを避け続けるペンジェー選手に対して、ヒットはあまりないものの前に出てアグレッシブに攻撃を出しながら攻め込んだ中村選手。

判定は中村選手の1-0で延長へ。


前半はパンチや顔面前蹴りなどのヒットを当てていったペンジェー選手が優勢。

しかし、パンチからの膝蹴りで腹をきかせて直ぐさま連続してボディをまとめ、そのまま変則のハイキックでダウンを奪う中村選手。

判定はダウンを奪った中村選手。
RISE WORLD SERIES -61.5kgトーナメントを制しました。
強引に攻め続けて、一瞬のチャンスをモノにして勝つという中村選手の凄さに会場は大盛り上がりでした。



セミファイナル 伊藤澄哉VS YURA

チャド・コリンズ選手の欠場で急遽伊藤選手が代打出場、そしてオープンフィンガーマッチに変更となったこの試合。
YURA選手が鋭いジャブを下がりながらカウンターで決めて2度ダウンを奪っての1RKO勝利。
相手が飛び込んでパンチを打つ瞬間に先に当てるテクニック。
グローブの軽いオープンフィンガーテクニックだとこういうパンチが決まりやすいです。

急な代打に思い切りの良いファイトで会場を沸かせた伊藤選手。
YURA選手の次戦のトーナメント準決勝イ・ソンヒョン戦は楽しみ!



白鳥大珠VS笠原弘希
1、2Rはカウンター狙いの白鳥選手に変則な動きで的を絞らせずに攻撃していく笠原選手。
笠原選手は翻弄する動きとフェイントを混ぜた左アッパーから右ストレートを上手く使います。
良いヒットは笠原選手。
まとめたり大きなパンチを織り交ぜたりと印象の良い攻撃の白鳥。

3Rはパンチをもらってもガードを上げずに挑発しながら攻めていく笠原選手に沸く会場。

判定は白鳥選手1-0で延長Rへ。

延長R、前半は白鳥選手が攻撃をヒットさせていきこのままかと思いきや、もらっても怯まずにぶつかりにいっていた笠原選手が白鳥選手のバックブローにパンチの相打ちで効かせてダウンを奪い、その後もう一度倒して延長判定勝利!

笠原選手の打たれても気にせずに攻め込んでいくスタイルで試合は盛り上がりました。


イ・ソンヒョンVS麻火佑太郎
麻火選手の下がりながらのボクシングテクニックが上手い!
下がりながらジャブを打って、強引に入ってきたところに左ストレート。
さらに横蹴りなど変則的な上段への攻撃でソンヒョン選手の得意な接近戦にさせない。
ソンヒョン選手はなかなか距離を詰められず苦戦も、回転や横蹴りの戻りに入り込んでパンチを当てます。

3R、バックキック、バックブローを麻火選手が当てるもソンヒョン選手は怯まず前に出続けパンチを当てていく。


判定となり、ヒット率は変わらないくらいでしたが、ジャッジは麻火選手のアウトボクシングよりもインファイトを強引に続けたソンヒョン選手を支持。
麻火選手の上手さも出ましたが、ソンヒョン選手の勝負強さがありました。


サブスクで色々見れて有難いし楽ですが、やっぱり会場観戦は良いですね。
後半しか見れませんでしたが、ハイレベルなテクニックと気持ちのぶつかり合いの試合で楽しめました!

 

写真は撮り忘れてしまったので、帰りの両国国技館の外観です。